2023.10.13ワンネス財団がグッドデザイン賞の【金賞】を受賞しました。
日本ウェルビーイング推進協議会のウェルビーイングアワード、朝日新聞社ウェルビーイングアワードに続き、アワード金賞を拝受できること、本当に嬉しく思います。
2005年に創業してから18年。自分を大切にせず、自らを見捨て、社会からも爪弾きになる人たちの生き直しに命をかけてきました。その事業が、一般社会に広く知られる大きな賞をお受けできる、これは本当に歴史的なことです。
仲間たちとのここまでの軌跡を誇りに思います。
同時に、これまでは見て見ぬ振りレベルの課題が、今の社会で「チャレンジする価値ある課題」だと認知されているということ。
貴重な社会資源を担っている自負とともに、これからもさらに歩みを進めてまいります。
皆さま、引き続き応援よろしくお願いいたします!押忍!
審査員の方からのコメント:
失敗から立ち直ることが難しい日本社会において、受刑者や出所者などを始めとした生きづらさを抱えた人たちを包括的に支援するプログラムやコミュニティ形成が評価された。ウェルビーイングを軸とした組織づくりや事業開発を通して、当事者の生きる力を育てるだけでなく、当事者にとどまらず周囲の人たちや社会に働きかけるプログラムを展開している。メンタルヘルスという近年の日本社会の課題に取り組む先駆的な活動が今後も期待される。
最後に、受賞プレゼンテーションから抜粋。
これまでの福祉サービスは生きづらさをマイナス10と表現すると、それを軽減したり、0にするところまでのサポートが中心でした。もちろんそれも素晴らしいことです。
一方、私たちワンネス財団は、いわば「マイナス10からプラス10への人材育成」だと自分たちの事業を定義しています。
「マイナスをゼロ(フラット)」にするだけでなく、ゼロからプラスへ向かう自己実現のステージまでをサポートします。これが私たちの考える「生きがいのある生き直し」です。
自分らしく人生を切り拓く。
これまで1200名を超える方々がワンネス財団を経て、幸せを実現していっています。
直接ご本人へするアクションだけではなく、ご家族や社会全体の認識、教育機関や刑務機関との連携など、包括的なアプローチで、これからも、社会全体のウェルビーイングの底上げに力を尽くしてきます。
2023年10月 矢澤祐史